20100301

市議会投票



市議会投票が来る3日に行われる。

永住権を持つガイコク人も投票可能なので
私も投票することにしている。

たった一票、それでも一票だ。

私の近所に住む純オランダ人たちは、
極右政党に投票すると息巻いている人が多い。
移民が巻き起こすトラブルに耐えかねて、
というのが、投票する最大の理由だとか。
結構、単純である。

オランダの極右政党PVV党首として名高いのが、
この、へーリット・ウィルダース(写真上)。
ガイコク人嫌いで、現代のヒトラーとも呼ばれている。
ガイコク人全てNGかというと、
そうでもなくて、彼自身にもインドネシアの血が流れているそうだし、
配偶者はハンガリー人だから、
「ドPureな(??)白人主義」というわけでもなさそうだ。

何が彼にとってダメなのか?というと
ある特定の宗教に固執することが危険!と
警告を続けているわけなのだが、
かなりはっきりと差別用語を公で使用したりするので、
政界の問題児扱いをされていないわけでもない。

2日後に迫っている投票。

私は個人的に好みの政党があるので(ウィルダース氏の政党ではないが)
そちらの党に投票しようと思っている。

その党には、日本人とオランダ人のハーフでもある才媛、
マリコ・ペータース氏(写真・下)も所属しており、
グローバルな立場からみたエコについて
非常に熱心に取り組んでいる政党でもある。

目先のことだけに大騒ぎするのではなく、
将来的に賢く生きていくため、国民の立場にあって
己を切磋琢磨する政治家に、私は魅かれる。