
市議会投票が来る3日に行われる。
永住権を持つガイコク人も投票可能なので
私も投票することにしている。
たった一票、それでも一票だ。
私の近所に住む純オランダ人たちは、
極右政党に投票すると息巻いている人が多い。
移民が巻き起こすトラブルに耐えかねて、
というのが、投票する最大の理由だとか。
結構、単純である。
オランダの極右政党PVV党首として名高いのが、
この、へーリット・ウィルダース(写真上)。
ガイコク人嫌いで、現代のヒトラーとも呼ばれている。
ガイコク人全てNGかというと、
そうでもなくて、彼自身にもインドネシアの血が流れているそうだし、
配偶者はハンガリー人だから、
「ドPureな(??)白人主義」というわけでもなさそうだ。
何が彼にとってダメなのか?というと
ある特定の宗教に固執することが危険!と
警告を続けているわけなのだが、
かなりはっきりと差別用語を公で使用したりするので、
政界の問題児扱いをされていないわけでもない。
2日後に迫っている投票。
私は個人的に好みの政党があるので(ウィルダース氏の政党ではないが)
そちらの党に投票しようと思っている。
その党には、日本人とオランダ人のハーフでもある才媛、
マリコ・ペータース氏(写真・下)も所属しており、
グローバルな立場からみたエコについて
非常に熱心に取り組んでいる政党でもある。
目先のことだけに大騒ぎするのではなく、
将来的に賢く生きていくため、国民の立場にあって
己を切磋琢磨する政治家に、私は魅かれる。
